TAIYO KIKAKU RECRUIT

INTERVIEW 09

社会人としての最初の一歩を
サポートする研修制度

入社が決まったものの、新たな社会人として、そして映像制作のプロとして成長できるのか不安がつきまとうかもしれない。映像制作未経験でもノウハウやスキルを身につけられるという、太陽企画の研修制度を紹介します。お話を伺うのは研修制度を立ち上げたプロデューサーの高尾さん、研修で講師も務める入社7年目の真塩さん、入社4年目の丹司さんです。

プロデューサー 高尾

千葉県生まれ。
日本大学法学部卒業。
1994年入社。
趣味はゴルフ。取引先の方ともやりますし、社内のゴルフ仲間と週末打ちに行ったりもします。
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Q. 影響を受けた言葉や人物を教えください。
父親から小学4年生の時に言われた「コンピュータにできない仕事をしろ。」この言葉が今の仕事に繋がっていると思います。

Q. 就活生へのメッセージ
私たちの業務はクライアントからの発注があって始まる仕事ですが、
ただ発注通りのものを作っているわけではありません。
アウトプットのクオリティは我々の意思とスキルが大きく影響します。
その意思とスキルを身につけ、より早く一線のステージに立てるよう、
先輩たちが全力でサポートします。一緒に働ける日を楽しみにしています。

PM*チーフ 真塩

神奈川県生まれ。
東海大学情報通信学部卒業。
2017年入社。
趣味は音楽、スポーツ観戦、映画鑑賞。 昨年子供が生まれたこともあって今は子育てに奮闘中です(笑)。
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Q. 好きな映像や人物を教えてください。
クリス・カニンガムのショートフィルム「ラバージョニー」がすごく刺激的で好きです。あとは映画「百万円と苦虫女」。気の抜けた感じとやるせなさが好きなんです。

Q. 影響を受けた言葉や人物を教えください。
クリス・カニンガム、中島哲也氏、岩井俊二氏に影響を受け、将来こんな映像を作りたいと思うようになりました。

PMチーフ 丹司

大阪府生まれ。
同志社大学 文学部卒業。
2020年入社。
趣味は旅行と新しい人と出会うこと。海外に行きたいと言い続けていたら、去年念願の海外ロケに行けました!
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Q. 好きな映像や人物を教えてください。
Taylor Swift。ファンだけでなくこの業界に入っていつか一緒に仕事がしたいと思ったアーティストです。作詞作曲だけでなくMVの演出までもやっているあたりが才能の塊だと思います。

あとはWes Andersonが大好きで、彼のどの映画を観ても美術・衣装など、ときめかしてくれるものばっかりです。いつか一緒に仕事できることを夢みてます。

※今回のインタビューは2023年12月にインタビューいたしました。

* PM=プロダクションマネージャー

太陽企画の研修プログラムって
どんなものがあるの?

太陽企画の研修制度について教えてください。まず立ち上げにはどんな思いがありましたか?

高尾

僕がPMだった頃というのは、先輩の背中を見て学ぶ時代でした。しかし今はテクノロジーも働き方もガラッと変わりました。「働き方改革」は労働環境の改善というメリットはありますが、オンジョブトレーニング(OJT)に掛けられる時間が必然的に短くなるというデメリットもあります。これまでの「背中を見て育ちなさい」では限られた時間で伝えきれないことが増え、現代のスピード感にもついていけません。これはきちんと言葉で伝える必要がある、と感じ始めたのがきっかけでした。時代の変化に合わせて、新人教育がオールドスタイルから新しいスタイルへ変わったのが、現在の研修制度です。立ち上げた当初は、専門家と基礎作りをし、試行と修正を重ねながら、5年かけて太陽企画仕様にカスタマイズしてきました。

太陽企画の研修制度の特徴は、どのような点にありますか?

高尾

太陽企画ではモノづくりの中心に「人」を置いています。映像制作の現場は基本的に忙しい職場ですが、社員一人ひとりが居心地のいい空間を作ってくれています。これは社員の人間力のなせる技であって、太陽企画の社風にもなっています。新入社員のみなさんは、入社時、映像制作にまつわるスキルの差というはあるかもしれません。しかし社会人としてはみんな0年目。スタートは一緒です。技術だけでなく、太陽企画が大事にしている人間力も、この研修を通して養ってもらえればと思っています。

入社後初めての集合研修で作る「自己紹介ポスター」は、同期入社の社員で行う初めての共同作業。
太陽企画の伝統となりつつある。

短期〜長期に掛けてさまざまなメニューがラインナップされています。まず新入社員を対象にした研修にはどのようなものがありますか?

高尾

1年目は全新入社員を対象にした研修から始まります。3階建てになっていて、1階では「新人研修」が行われます。義務教育のようなものだと思ってください。社会人としてのマナーや画像・動画編集ソフトの使い方などを習得します。2階では「各部署研修」といって、採用された職種に関わらず新人全員が、企画演出やCG/編集部、制作サポートなどさまざまな部署を2か月ほどかけて体験します。映像制作に必要なそれぞれの専門パートがどのように機能しているのかを、現場で具体的に知る良い機会となります。そして3階部分は、中期での制作部OJT。ここからは制作部で採用された社員を対象に、社内の5つの制作ユニットを「ローテーション研修」で回りながら、10か月ほど掛けてさまざまなタイプの案件をチームの一員として手掛けていきます。

各制作ユニットを回る理由は?

高尾

一口に制作部といっても、ユニットによってそのカラーはさまざまです。1年目はとにかくさまざまなプロジェクトと方法論に触れ、広告映像制作という大きな地図を把握してもらいたいと思っています。

真塩

ユニットにも個性があって、それぞれを経験をするうちに、自分の好きな方向性がわかります。ユニットの長となるプロデューサーのタイプもさまざまなんです。大きな案件が得意なユニット、グローバル案件に積極的なユニット、ウェブやデジタルの得意なユニットなど、想像以上に多様でした。制作部としての経験が積めるのはもちろんですけど、自分を活かせそうな場所を自分に問うことのできる貴重な時間になると思います。

丹司

本当にいろんな案件を経験できます。私がユニット2にローテーションで行った時はコンペ用のオリジナルアニメーション制作を経験し、TOKYOに行った時はちょうど映画を撮っていたので、映画制作を経験しました。1年目はそもそもわからないことだらけですが、ローテーションで回ることで、会社の先輩たちを知れて安心感につながりました。

高尾

長期視点では、全社員を対象に2年目、5年目、7年目と社歴に合ったスキルアップを目指した研修プログラムがあります。誰もが社会人として必要なコミュニケーション力やリーダーシップ力を学べる制度です。