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「ごん / GON, THE LITTLE FOX」LAでの上映決定!

弊社のコンテンツクラフトチームTECARATが製作した最新ストップモーションアニメーション作品『ごん / GON, THE LITTLE FOX』が、アメリカ、ロサンゼルスのサンタモニカにある「Landmark's Nuart Theatre」にて上映されます。

本劇場は名画座で、これまでに大島渚監督作品や宮崎駿監督作品など、日本の作品も多数上映しており、黒澤明特集が行われる時は、毎回満員になるそうです。
この伝統ある劇場にて、今回八代監督(TECARAT)による初の「原作モノ」である『ごん / GON, THE LITTLE FOX』が、1週間の期間限定で上映される事になりました。

新美南吉氏の傑作童話「ごんぎつね」に独自の表現を加え、短編ストップモーションアニメーションとして映像化した『ごん / GON, THE LITTLE FOX』。
企画開始から約2年半、撮影に約10ヶ月もの時間を費やした本作では、八代のこだわりである「芸術品のような美術セット」も見どころの1つとなっております。
日本の伝統美も感じていただける作品ですので、お近くにお住まいの方、ロサンゼルスに行かれる方は、ぜひ劇場にてご覧いただければと思います。
(日本での上映は、全国のプラネタリウムや科学館などで10月より随時公開予定です。)

<上映情報>

■ 劇場:Landmark's Nuart Theatre(米ロサンゼルス/サンタモニカ)
■ 期間:9月20日(金) ~ 26日(木)
■FBページ:https://www.facebook.com/NuartTheatreLA/
※上映時間・料金などの詳細は、直接劇場にお問い合わせください。

<『ごん / GON, THE LITTLE FOX』>

[トレーラー]
https://youtu.be/EMH7NB77Ups

[あらすじ]
昔あるところに、いつもいたずらばかりしている小ぎつねのごんがいました。
ある日、兵十(ひょうじゅう)が川で捕ったウナギを、ごんはいたずら心で逃がしてしまいました。
実は、そのウナギは病気になった母に食べさせようとしていたものでした。
母が亡くなって落ち込む兵十をみて、ごんは罪滅ぼしに栗や松茸を届けるようになるのですが…

[イントロダクション]
ほとんどの小学校の教科書に載っている「ごんぎつね」。
同作には、普遍的なテーマである、自然と人間との厳粛な関わりが描かれています。
心に響く、切なくも優しい物語。
そして美しく豊かな日本の自然、慎ましやかな人々の暮らし、季節や年月の巡り。
ごん達の細やかな動きに加え、物語を彩る情景を一コマ一コマ、丁寧に撮影しました。
世界五十ヶ所以上の映画祭上映や、多くの受賞歴をもつストップモーション・アニメーション作品
「ノーマン・ザ・スノーマン」等と同じスタッフが再び結集して、つくりあげました。

[社内スタッフ]
監督・脚本:八代健志(TECARAT)
美術・木彫・アニメート:八代健志(TECARAT)
美術・撮影監督:能勢恵弘(TECARAT)
美術・撮影:中根 泉(TECARAT)
美術:根元緑子(TECARAT)
美術・人形:廣木綾子(TECARAT)
衣装・造花:田中くに子(TECARAT)
撮影補助:福田健人(Creative Tank)
現場進行・広報・記録:加倉井芳美(TECARAT)
メインコンポジター:二階堂正美(+Ring)
コンポジター:波多野純(+Ring)
制作補:野口忠一(R&D)、久保田明里(TOKYO)、川口雄輝、川尻裕太郎、宮坂健太
制作協力:江口航治、谷渕新吾、高橋 剛(+Ring)、ユゲアン(R&D)、前田忠孝(PSC)、森下なつみ、高山由菜(school)、菊地里菜(school)、中村美緒(school)、村上大樹
撮影プラン:宇埜 良(TECARAT)
ライカリールエディター:豊永玲
グラフィックデザイン:佐藤晴美(school)
海外配給・宣伝:阿久津敏(R&D)
エグゼクティブプロデューサー:犬竹浩晴
プロダクションマネージャー:大石基紀(school)
プロデューサー:及川雅昭(TECARAT)
制作・著作:太陽企画、エクスプローラーズ ジャパン

<八代健志 プロフィール>

1969年 秋田県生まれ。1993年 東京芸術大学デザイン科卒業
太陽企画にて、CMディレクターとして実写を中心に活動する傍ら、様々な手法のストップモーションアニメーションを扱ってきた。
2012年から本格的に人形アニメーションの制作を開始。2015年、太陽企画内にアニメーションスタジオTECARAT(テカラ)を立ち上げ、現在は人形アニメーションを軸足に活動している。
脚本・監督とともに、美術制作、アニメート、木彫による人形造形なども手がける。
手から作り出される美術の素材感を大切にして、ストップモーションアニメーションならではの映像を目指している。

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