TAIYO KIKAKU RECRUIT

INTERVIEW 04

メジャーCMを
手掛けるチームが語る
脈々と受け継がれる
太陽企画のDNAとは?

けっきょく大事なことって
コミュニケーション

生田さんと今さんは、一般大学を卒業後、この業界を選ばれていますね。

生田

法学部でしたが、映像制作への興味は、大学の時に映像のサークルに入っていたことがきっかけです。藝大や美大卒も多い業界の中、入社した当時は映像の知識もなく心配でした。ですが、コミュニケーション能力さえあれば、どうにかなるんだという発見がありました。カメラの機材名も知らないままカメラマンと予算の話をするのですが、撮影のたびに先輩に「これは何ですか?」「これは何に使うんですか?」と質問をし続けていたら、しっかりと会話ができるまでになりました。

コミュニケーションはチーム内でもすごく重要で、プロデューサーからも「報連相」の徹底をつねに言われます。誰かが知ってる情報を誰かが知らないってことがあると、そこでミスが発生します。デスク周りでは毎日のように声が飛び交い確認しあっています。とは言え、コミュニケーションが得意じゃないからって心配することはありません。実は僕は電話が苦手でした。社会人になるまで文字でしかコミュニケーションを取らないスタンスで、それで済むのならそれでいいと思っていました。制作の仕事は電話でのコミュニケーションがすごく多い。電話でないと伝わらない温度感やニュアンスがあるんですよね。5年間経験をして、読み解く力や伝え方がやっと見えてきました。特にベテランの方と一緒に仕事をしていくとなると、感情をしっかりとのせて話すことで伝わり方も違ってきます。

平田

それを言うと僕も、いまでこそ社交的な人間ですが、そもそもが「母子家庭で育った引っ込み思案のシャイボーイ」ですから。若い時は、言いたいことももじもじして言えず、自分に話題が振られたら赤面する。広告代理店に営業にいくんですが、恥ずかしくて緊張して汗がダラダラ流れる。そういうところから始まってます。それが、この仕事ではプロデューサーから発言しないと何も始まらない。いい映像を作るためにも新しいスタッフとも仲良くなる必要がある。僕なりにがんばってやっていると、いつの間にか営業先でも「最近どうっすか?」って土足で踏み込むような人間になっちゃいました(笑)。

信頼関係で結ばれたチーム力がみなさんのお話から強く伝わってきます。平田さんにとって部下の存在とは?

平田

仲間ですよね。もし生田が悩んでいたら一緒に悩むだろうし。そういう意識はあります。僕自身が、太陽企画に入社して、「悲しいときは一緒に悲しんで、嬉しいときは共に喜ぼうぜ」という社風に触れて、人間として根源的なところで響いたんです。できないヤツがいたらみんなで励まして育て、良くないところがあれば本気で怒る。そういうDNAがしっかりと根づいています。若者からバカにされるから言いたくないのですが「アットホーム」な環境…。

生田

「風通しのいい環境」ですよね(笑)。

安心がありますよ。決して「お父さん」とかそういうポジションではないんですけど、「圧倒的に君臨する安心感」なのかな。そして、ちゃんと叱ってくれるから僕は成長できる。怒りの種類にも色々とあって、怒るけどそこには愛があるのが伝わるんです。信頼関係の上に日々の切磋琢磨があるので、仲がいいけどマンネリ化せず、向上心をもって仕事に当たれるというのはあります。