#05

松本 章伯

AKINORI MATSUMOTO
PRODUCER Unit4

1988年 兵庫県出身
2012年 関西大学卒業
2012年 太陽企画入社

映像制作の道に進むことになったきっかけは何だったのでしょうか?
大学時代、博報堂の田中幹さんの授業があり、田中さんがやられていたCMをはじめ、おもしろいショートフィルムや、数々のCMを毎週見せてもらっていました。なんとなく、自分もこういう映像を作る仕事をしたいなと、思い始めたのがきっかけです。
日々のプロデューサーという仕事において、意識的に心がけていることは?
映像を作る上で必要なのは実験だと思っています。どんな映像作品でも、必ずテストをするようにしていて、それはおもしろさを追求するためです。その原点は、c-projectのメンバーである佐藤雅彦さん、平瀬謙太郎さん、関友太郎さん、豊田真之さんらが監督した短編映画「父 帰る」の制作をしていた時に受けた、作品づくりに対する実験的な考え方にあります。その短編では、「どれだけ映像に没入させることができるか」がテーマで、手法がテーマを担うという実験性の高いものでした。最適な方法を探るために、何ヶ月もテストの繰り返しで、撮影や編集そのものも実験のような作品づくりでした。
映像を作る上で必要なのは実験!
あと、お笑い
仕事をする上で、いい影響を与えてくれるものはありますか?
お笑い芸人は常に見ています。芸人って、ただネタやアイデアがおもしろいというだけではなくて、何ともないところから笑いを作れることが素敵です。漫才やコント、ギャグにおける緩急とか展開とか間とか。霜降り明星、金属バット、かまいたち、アインシュタイン、ZAZYらの、先の先というか、裏の裏を読んでいる感じにはいつも感心します。15秒や30秒のCM制作においても、そのような表現を取り入れながら、誰かに引っかかるであろう"違和感"を演出しながら、商品に落としていくのが好きです。
目指すプロデューサー像は?
同じUnit4所属の先輩プロデューサーである泉家亮太さんや藤江一成さんの考え方には、学ぶことが多くあります。でも、同じことをしてもおもしろくないので、そこから自分なりのプロデューサー像を確立させたいと考えています。そのためには、おもしろくするための工夫やテストを、常に考え実践していくことだと思います。それぞれの過程で粘り強く、自分の中で多角的に"おもしろい"を捉えて、チャレンジしたいです。

favorite

好きなもの、
影響を受けたもの

・ マンガ「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博)

・ マンガ「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博)

マンガですが、感動や、怒りや、喜びや、笑いなど、とにかく感情が揺さぶられます。念能力を持ったハンターの冒険物語なのですが、どの道程にも、めちゃくちゃ駆け引きがあるんです。主人公ゴンを支えるキルアが、ゴンと出会って性格が変化していくところや、キルアは暗殺一家という出自にもかかわらず、ゴンのために自己犠牲で戦っているところが好きです。
ヒソカがクロロと戦うあたりも好きですね。キングダムでいうとこの桓騎とも存在が重なります。

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